有資格者の活動方針
■メーカー企業と販売先を結ぶ橋渡し役
「セールスレップ」はモノつくりメーカー企業の立場で製品企画開発、マーケティング、製品調査、販売計画などを重点に置き、販売先である専門分野も同時にマスターすることが求められます。
販売コーディネータ・セールスレップ制度は「メーカー企業と販売先を結ぶ橋渡し役として販売活動」を実施するにあたり、実施者の選定を容易にするため、一定のレベル以上の能力を持った方を検定するための制度です。
平成15年に経済産業省関東経済産業局産業クラスター委員会において提唱された「日本型セールスレップ・システムの普及及び実践」の趣旨を踏まえ設立された経済産業省認可セールスレップ協同組合(関産認協1875号)の認可組織として、日本セールスレップ協会が制度運用を行なっております。
一般企業内におかれましては、事業戦略、販売戦略、販売促進戦略、商品開発戦略などに精通した人材の育成が求められております。
協会の販売コーディネータ・セールスレップ研修では、メーカーからの視点と販売先の双方の視点で「商品」、「販売」、「販売促進」「技術」を習得出来ることことから、一般企業におきましても、企業内販売コーディネータ(セールスレップ)資格取得者が拡大しております。
販売コーディネータ・セールスレップには、「提案力」が必要です。顧客との接触から得られた知見や営業展開手法などを商材メーカーに伝え、時には商材や売り方の改良に向けての提言をメーカーに行うことも、販売コーディネータ・セールスレップにとっては重要な仕事のひとつです。
専門家である「販路コーディネータ」「ビジネスマネジメントアドバーザー」においては、とくにマネジメント、商品、営業・販売、販売促進、生産部門等のご担当者、またそれらの経験を有する企業OB層にとりましても経験・体験を活かせる分野であり、一方、メーカー企業や販売企業にとっても必要とされる職業です。
受験者数は年々増加しており、セールスレップ事業者は言うに及ばず、販売コーディネータとして製造業、流通・小売業、商社、問屋・卸売業、販売代理店事業者、サービス業、広告業界等の方々にまで広がっています。
専門分野は、商業(商社、小売、卸)、工業、環境、IT、サービスなど多岐にわたり、セールスレップはそれぞれの専門分野において企業プロジェクトの成否を握る重要な役割を果たしています。アメリカではセールスレップは医者や弁護士並に高度の知識と人脈を持つエグゼクティブセールスレップが活躍しています。社会的地位も高く、尊敬されていることは十分理解できます。
セールスレップへのご質問から
販売コーディネータ・セールスレップ資格は3級資格を取得後、専門分野へと資格をステップアップすることができます。
日本セールスレップ協会運営事務局
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