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― セールスレップ有効活用の道を拓く―

 現在、販売支援事業を行う株式会社センシエンス(東京、埼玉を中心に活動)の契約セールスレップは12人。50〜60歳代の人たちが中心だ。センシエンスの大山社長は、このセールスレップの人たちを「販売支援隊」と呼んでいる。

 「ビジネスは”個の時代”といわれるように、規模や暖簾で勝負する時代から、時代を先取りする感性やスピードが勝負を分ける時代になってきた。
 大企業も盛んに事業再構築を行い、多くの優秀な人材が早期に独立する最新のビジネス界の動きを見ながら、独立支援のコンサルタントとして、豊富な販売キャリアを持つ人材にとって、セールスレップは、大きなビジネスチャンスである」と大山社長は、説いている。

 2003年に経済産業省の支援を受けて開講された「セールスレップ養成セミナー」をNPOの副理事長として、またセンシエンスの代表として展開して以来、一貫してセールスレップ協同組合等、セールスレップ育成の場作りにも大山社長は参画してきた。

 特に、セールスレップをキーワードとして起業(開業)を考えている方、企業リタイア層、生き甲斐を求めている中高年・シニア層などを対象としたセミナー等を展開してきた。


(セールスレップ養成 2003年のスタートの頃)


(セールスレップのメーカー訪問)

 株式会社センシエンスは、明日を創る人々を "千支援,s" をキャッチフレースにする、経営コンサルタントであると同時にSOHOや個人事業者とメーカーや事業会社の仕事をつなぐSOHOエージェントでもある。

 現在、コンサルタントとして商品開発からマーケットデビューまでを、サポートしており、新分野に進出する化学メーカーのリア型映像スクリーンや業務用の食器洗浄機の販路開拓などを扱い、得意はIT分野でも地図や映像情報などビジュアルな分野、環境、省エネ分野などがある。

 大山社長は、「新たな分野として、"和の再生"をテーマに伝統工芸や和服などのメーカーをセールスレップの活用で支援できればよい」と考えている。

 また、日本セールスレップ協会によるセールスレップ資格制度」が全国規模の団体として拡大し、資格を持ったセールスレップが全国で活動している姿を見て、今後もセールスレップの有効活用の道を拓くよう、強力にセールスレップ活動を支援したいと考えている。